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これから起業しようとお考えの方にとっては、どの年代がどのような起業をするか、ということは非常に興味のあるところだと思います。

そこで、以下では、年代別起業率や、業種別の起業率などについて解説します。

年代別起業率について

中小企業庁がWEB上で公開している「我が国の企業の状況」によると、2007年時点で、起業希望者が約101万人、起業準備者が約52万人、起業者が約25万人となっています。

起業者の年代別構成をみると、以下のようになります。
・29歳以下 14.8%
・30代   25.7%
・40代   16.5%
・50代   15.2%
・60代以上 25.9%

1979年以降、60歳以上の起業家が全体に占める割合が年々増加しており、2007年の時点では、60歳以上の企業が全体に占める割合は25%を超えています。

このことから、起業の中心は、サラリーマンを引退した60歳以上の方であることが分かります。

60代では、起業者の数が起業希望者の数を上回る

上記の中小企業庁の統計データによると、29歳以下から、50代までのすべての年代で、起業希望者数が起業者数を上回っています。

しかし、60代以上では、起業者数が起業希望者数を上回っています。

若い世代だと、起業はしたいけれども、お金や実績の面で実際に起業するのはちょっと、という人が多い傾向があります。

60歳以上だと、子育ても終了し、退職金があるので資金も十分にあり、技術や人脈の蓄積もあるので、起業希望者の多くが実際に起業します。

企業の中心は、IT産業と金融・保険産業

同じく、中小企業庁がWEB上で公開している「我が国の企業の状況」によると、2004年時点での、産業別の開業率のトップ5は、以下のとおりです。

・第1位 情報通信産業   15.6%
・第2位 金融・保険業   9.6%
・第3位 医療・福祉    7.6%
・第3位 教育・学習支援業 7.6%
・第5位 飲食店・宿泊業  7.0%

開業率とは、その業種で開業した企業数を期首の企業数で割った数に100を乗じて得た割合となります。

このデータから見ると、IT分野や金融・保険業の分野などで、起業が活発に行われていることが分かります。