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税理士は、税金に関する専門家ですが、高いステータスと安定した収入が見込める有望資格なので、多くの方が、税理士を目指して勉強をしています。

そこで、以下では、この税理士になる手続き等について解説します。

税理士になるにはどうすればよいか

税理士になるには、以下の3つの方法があります。

①税理士試験に合格する
②「弁護士」又は「公認会計士」の資格を取得し、税理士登録を行う
③税務署などの国税官公庁で23年以上働く

税理士になる方法としては、①の税理士試験に合格する方法が一般的なので、以下では、この方法について解説します。

税理士試験の受験資格について

税理士試験を受けるためには、まず、受験資格を取得しなくてはなりません。

資格試験の中には、行政書士など受験資格のない者もありますが、税理士は受験資格があるので、誰でも受験できるというわけではありません。

税理士試験を受験できる者は、以下のものに限定されます。

①短大や大学の卒業者で、「経済学」又は「法律学」を1科目以上履修した者
②2年以上、総授業時間1,700時間以上の専門学校卒業者で、「経済学」又は「法律学」
を1科目以上履修した者
③日商簿記検定1級又は全経簿記検定上級に合格した者
④会計事務所などの実務経験を2年以上有するもの

税理士試験について

税理士試験の受験資格がある方は、税理士試験を受けることができます。

税理士試験は、毎年8月に、全国14か所の会場で3日間にわたり実施されます。

税理士試験は、他の科目試験とは異なり、科目合格制を採用しています。

科目合格制とは、税理士試験には全部で11科目ありますが、そのうち、会計科目で2科目、税法科目で3科目合格すれば、税理士試験が合格となるというものです。

つまり、1つの科目試験では、おおよそ60点を取れば合格となりますが、合計で5科目の試験に合格すれば、税理士の資格が取得できます。

1回の試験で5科目全部をする必要はなく、毎年1科目ずつ合格し、5年で5科目合格して、税理士になるという方法でも差し支えありません。

税理士試験の科目の選び方について

科目の選択の仕方は、会計科目である簿記論と財務諸表論は、必ず選択して合格しなくてはなりません。

税法科目については、以下のとおりです。
・所得税法
・法人税法
・消費税法又は酒税法
・国税徴収法
・住民税又は事業税
・固定資産税

税法科目については、このうちから、3科目を選択し、合格しなくてはなりません。

なお、選択する税法科目については、所得税法又は法人税法のいずれか一方を必ず選択しなくてはなりません。

税理士であることの証明手続きについて

税理士であることの証明は、税理士登録を行うと、日本税理士連合会の方から登録証や身分証明書が送られてきますから、それが税理士であることの証明書となります。

税理士法人であれば、法務局が発行する税理士法人の登記事項証明書も、税理士の身分を証明する書面となります。