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銀行等の金融機関から資金調達を行った場合には、必ず、金利を支払う必要があります。

また、この金利は、資金調達をするかしないかを判断する際に、非常に重要な役割を果たします。

そこで、以下では、金融機関などから資金調達をした場合の金利について解説します。

日本政策金融公庫の普通貸付の金利について

日本政策金融公庫は、100%政府出資の政府系金融機関として、中小企業経営者の方にとっては非常になじみのある存在です。

この日本政策金融公庫が行う融資のうち、ほとんどの業種の中小企業の経営者の方が利用できるのが、普通貸付です。

普通貸付(運転資金+設備資金)の貸付限度額は4,800万円、貸付期間が、運転資金が5年以内、設備資金が10年以内となっています。

担保不要の場合、普通貸付の基準金利(標準金利)は、返済期間に応じて1.81%~2.40%となっています。

担保を提供して融資を受ける場合には、普通貸付の基準金利(標準金利)は、若干低くなって、返済期間に応じて1.16%~2.35%となっています。

銀行から資金を調達した場合の金利について

中小企業が銀行から資金を借りる場合の相場は、0.9%~3.5%と言われています。

銀行は、以下のような要件などを勘案して、貸付金利を決定します。

(1)企業の経営体力
(2)信用保証が付くか、付かないか
(3)返済期間
(4)担保の有無

企業の経営体力が強く、信用保証が付き、返済期間が短く、担保があれば、銀行の貸付金利は低くなる傾向があります。

反対に、企業の経営体力が弱く、信用保証が付かず、返済期間が長く、担保が無ければ、銀行の貸付金利は高くなる傾向があります。

ノンバンクから融資を受ける場合の金利について

銀行からの融資は、申し込みから実際に融資を受けるまでに時間がかかることと、借り手の経営状態が悪すぎる場合、融資を断られるリスクがあるというデメリットがあります。

銀行から融資を断られた場合や、緊急に資金が必要な場合には、ノンバンクを利用しなくてはならないケースがあります。

このノンバンクから資金調達した場合の金利の相場は、6.0%~18%となります。

ノンバンクとは、預金業務を行わず、銀行からの融資などによって調達した資金をもとに貸付業務を行なう機関のことをいいます。

ノンバンクには、簡単な審査でスピーディーに融資を受けることができるというメリットがある半面、銀行融資に比べて金利が非常に高いというデメリットがあります。