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業績が悪化している中で、銀行から融資を受ける際には、銀行折衝(融資交渉)が非常に重要です。

そして、銀行折衝では、銀行の融資担当者に対して、いかにして、融資を受けた場合に滞りなく返済できるという印象を与えることが、ポイントとなります。

銀行との折衝のポイントは必要書類を万端に整え、読みやすくする

銀行との融資に関する折衝をする場合、大切なことは、審査のための必要書類を万全に準備して、読みやすいようにして提出することです。

銀行の融資担当者は1人で100社以上もの審査を行いますので、非常に忙しくしています。

そこで、書類に不備があったり、読みにくい資料があったりすると、最悪、それだけで融資が断られることもあります。

反対に、書類の準備が万端で、資料も読みやすく整理されていると、少なくとも、門前払いということはなく、その他の同じ条件であれば、融資が通りやすくなります。

融資の格付けについて

融資の可否に大きな影響を与えるのが、格付けです。

格付けには、以下のようなものがあります。
1. 正常先    債務履行に問題のない会社
2. 要注意先   業績が低調又は不安定、財務内容に問題があり、今後注意を要する会社
3. 要管理先   要注意先の中でもリスケ(返済条件の変更)等がある会社
4. 破たん懸念先 経営難で、破たんの可能性がある会社
5. 実質破たん先 実質的に破たんしている会社
6. 破たん先   法律的に破たんしている会社

1に該当する会社は、問題なく融資が受けられます。2に該当している会社は、信用保証協会などの保証があれば融資が受けられます。

3以下に格付けされる会社は、銀行から融資を受けることが困難となります。特に、数字が大きくなるにしたがって、銀行が融資に応じる可能性が低くなります。

銀行との融資の折衝を行う際には、銀行の格付けをいかにして上位にランクさせるかが非常に重要です。

業績が悪化している中での銀行との折衝について

融資が必要なときは、会社の業績が悪化していることが多いので、会社の財務諸表をそのまま銀行に提出すると、低い格付けにランクされて、融資を受けることが難しくなります。

そのような場合の銀行との折衝は、業績が悪化している中にあっても、明るい材料があり、
融資を受けてもきちんと返済できるという印象を、銀行に与えることが大切です。

例えば、以下のような説明がそれに該当します。
1. 役員報酬や人件費を削減して経営改善に努力している
2. 収益の大幅な改善を見込める新規商品を開発中である
3. 今期はたまたま赤字だが、来期以降には業績の回復が予測されている
4. 新しい大口取引先を確保した
5. A商品の売り上げは大幅に落ち込んだが、C商品の売り上げが大幅に伸びている