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従来は定期的に顧問先を税理士が訪問する訪問型税理士が主流でしたが、最近は、顧問先の経営者を税理士事務所に呼んで、税理士事務所内で税務相談を行う来所型税理士サービスが増加しております。

そこで、以下では、訪問型税理士と来所型税理士サービスの違いについて解説します。

訪問型と来所型

かつては、1か月に1回とか、定期的に税理士が顧問先の企業等を訪問する訪問型の税理士サービスが主流でした。

しかし、時代の流れとともに、税理士が顧問先を訪問することに、魅力を感じる顧問先が少なくなりつつあります。

現在は「何か要件があればメールで連絡します。」「資料が必要であれば郵送します」などといって要件を済ませようとする企業が多くなっております。

インターネット活用の普及等の要件も加わって、税理士がわざわざ訪問に来なくても、会計業務が円滑に進むようになっています。

税理士の方でも、訪問型サービスの場合、顧問先の会社経営者と相談している時間よりも、往復の移動時間の方がはるかに長くなってしまい、時間の使い方が不経済となります。

「わざわざ足を運んでくださった税理士」に対して、顧問先が、ただそれだけで満足するというおおらかな時代は、過去のものになりつつあります。

来所型の税理士サービスとは

来所型の税理士とは、顧問先の会社経営者に税理士事務所にご来所頂いて、税理士事務所内で税務相談を行うというタイプの税理士サービスです。

大きな税理士事務所では、様々な専門の税理士がいますので、来所型だと、専門の異なる複数の税理士が連携して、相談者に最適の解決策を提案することが可能となります。

また、プロジェクターでスクリーンに会計データを投影できる会議室で、スクリーン上の会計データを見ながら、会計に関する相談を行うこともできます。

大きな税理士事務所に限りますが、来所型サービスの場合、会計事務に関するより充実した相談サービスの提供が可能になります。

来所型の税理士と訪問型の税理士の違い

来所型の税理士サービスは、主に複数の税理士を抱える大きな税理士事務所が提供します。

一方、訪問型の税理士サービスは、主に個人で開業している税理士事務所が提供します。

来所型の税理士サービスのメリットが生かせるのは、専門の異なる税理士の連携による税務相談や、会議室を利用した会議形式の税務相談です。

そういったサービスは、大きな税理士事務所でしかできません。

また、お客さんに関しても、個人事業主の場合には、税務にそれほど複雑な相談は必要ありませんから、訪問型サービで十分対応可能です。

一方、ある程度の大きな事業所の場合には、複雑な案件も多いので、訪問型サービスに対する需要があります。

よって、原則として、訪問型サービスは、規模の小さい事業所の経営者向けで、来所型サービスは、規模の大きな事業所の経営者向けのサービスです。