Tax 468440 640

企業の業績は、1年間を区切りとしており、この区切りの事を会計期間と呼んでいます。

企業の業績は、損益計算書という書類により、開示していきます。

損益計算書は、英語名では、Profit and Loss Statementといい、PL(ピーエル)と呼ばれます。

損益計算書では、収益から費用を差し引いて、利益を計算していきます。

収益と費用の構造を中心に、損益計算書の仕組みについて、確認してみましょう。

収益について

収益とは、会社が、第3者に対して、提供した財貨や役務の提供に対して得た対価のことをいいます。

具体的には、商品を販売することで、生じる売上があります。

売上は、商品やサービスを提供することで、得られた対価です。

また、預金に対して貰える利息となる受取利息、家を貸して得られる受取家賃があります。

費用について

費用とは、第3者から提供された財貨やサービスを消費した時に、発生します。

すなわち、財貨やサービスに対して、会社が現金の支出を行いますが、収益に貢献しているものになります。

まずは、商品を販売することで、生じる売上原価というものがあります。

売上原価とは、売れた商品の原価で、売上に直接貢献したものになります。

また、費用には、給料と支払家賃がありますが、これらのものも売上に貢献しているものになります。

損益計算書における利益について

損益計算書は、企業の1年間の成績表であり、利益の獲得状況を要因ごとに示していきます。

この利益を段階的に確認してみます。

まずは、売上高から売上原価を差し引いた売上総利益といいます。

売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた利益を営業利益といいます。

販売費及び一般管理費とは、給料や支払家賃などの営業活動から生じた費用です。

よって、営業利益は、営業活動の成績を示す利益になります。

営業利益に営業外収益を加算し、営業外費用を控除した経常利益といいます。

営業外収益と営業外費用(営業外損益)は、資金的な活動で生じた収益および費用が該当します。

具体的には受取利息と支払利息になります。

この経常利益は、企業の経常的な成績を示す利益といえます。

そして、経常利益に特別利益を加算し、特別損失を控除した税引前当期純利益といいます。

特別利益と特別損失は、特別損益とも呼ばれます。

特別利益は、固定資産の売却による利益などがあり、特別損失は、固定資産の売却による損失や災害損失などにの臨時的な損益になります。

つまり、税引前当期純利益は、企業で発生した全ての収益と費用を計算した結果の利益といえます。

最後に、税引前当期純利益から法人税等を差し引いた当期純利益といい、最終利益とも呼ばれています。

まとめ

企業の利益は、その会社が何を要因として利益を出しているかを確認できなければなりません。

そのためには、損益計算書(P/L)は必要不可欠なものであり、読みかたをマスターしておくべきでしょう。