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税理士選びで失敗した方の90%は価格で選んだことが原因だ、というアンケート結果もあります。

専門サービス業である税理士を価格で選ぶと、失敗する可能性が非常に高いことを意味しています。

そこで、相性を基準にして税理士を選ぶという方法があります。以下では、この方法について考えてみます。

税理士選びには価格より相性が大事

税理士の仕事は、価格では測れない部分が数多くあります。

税理士の仕事は、きちんとこなせば、節税対策などで、税理士報酬を軽く上回る利益を依頼主に与えてくれます。

高めの報酬を設定しているからと言って、腕の良い税理士を敬遠し、報酬額の低い腕の悪い税理士を選択していては、税理士選びに失敗して当然です。

そこで、価格に代わる税理士選びの基準として、「相性」があげられます。

あらゆる仕事に関して、人間関係の良し悪しは決定的な影響を与えます。

そして、人間関係の良し悪しを決めるのは「相性」です。

相性は直接会って確かめること

ところで、相性を確かめるには、直接会って話をしてみるのが一番良い方法です。

顧問候補の税理士事務所を訪問して、その税理士と1時間程度話をしていれば、その人との相性が良いかどうかがよくわかります。

相性の確認の一番のポイント

一番大切なポイントは、「話しやすいかどうか」です。

話しやすい税理士は、顧問契約を締結した後、何か分からない点があった場合、気軽に相談できる税理士です。

書類作成業務のみ依頼するのであれば別ですが、相談業務もお願いする場合には「話しやすい」ことは決定的に重要です。

また、こちらが話しやすいということは、相手側の税理士が聞き上手ということです。

聞き上手な税理士は、顧問となった場合、経営者の意向を尊重しながら、仕事を進めてくれる場合が多くなります。

相性以外にも業務能力の確認が必要

なお、顧問候補の税理士と直接会って話をする場合、相性以外にも、その税理士が税務に明るいかどうか、業務経験が豊富かどうか、こちらの質問に分かり易く丁寧に答えれるか、などといった点について確認しておくことも忘れてはなりません。

日々怠ることなく業務の研鑽に勤める税理士もいれば、そうでない税理士もいます。

相性がどんなに良くても、税理士選びは友人選びではありませんので、相性以外にも、専門知識や業務経験が豊富かどうかも確認しておく必要があります。

相性はよくても、実際に仕事を任してみると失敗ばかりで、という税理士もいないとは限りません。

税理士は会社の重要な会計の仕事を依頼するのですから、面接の際に、相性以外にも、業務に精通しているかどうかについて十分に確認しておく必要があります。