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個人事業主の方で経理業務が大変で専門家に依頼したい、又は、株式会社を立ち上げたので会社の会計業務を専門家に依頼したい場合などは、税理士に依頼することになります。

しかし、税理士事務所は数多く存在し、その中から適切な税理士を選ばなくてはなりません。

以下では、税理士の選び方について説明をいたします。

税理士選びのポイント㈰税理士報酬

税理士選びの1番のポイントは、やはり税理士報酬がどれくらいか、ということになります。

税理士報酬の相場は、個人が依頼する場合も法人が依頼する場合も、年間売上高が1,000万円未満で20,000円/月、1,000万円超3,000万円未満で25,000円/月、3,000万円超5,000万円未満で30,000円/月と言われています。

この基本料金は、税理士がどのくらいの間隔で事業所を訪問するかや、日々の帳簿作成業務を依頼するか否かにより若干は変わってきます。

また、毎月の税理士報酬の他に、決算書類作成報酬として、毎年の決算期に、毎月の税理士報酬の4〜6ヵ月分が必要になります。

依頼したいと考えている税理士が、年間売上高に対応する税理士報酬の相場額からそれほど離れていない報酬を提示してきた場合には、その税理士は、報酬に関しては、信頼できる税理士ということになります。

税理士選びのポイント㈪経営コンサルタントとしての能力

なお、税理士は税務関係の書類や手続きの代行の他にも、税金の専門家の立場から、経営者に対してよいアドバイスをするという、経営コンサルタントとしての役割を果たします。

したがって、税理士選びの基準としては、報酬以外にも、経営コンサルタントとしての能力も重要な要素です。

この点からすると、経験豊富な税理士の方が、より適切だと言えます。

また、税理士以外にも、社会保険労務士や中小企業診断士などの他資格があれば、幅広い分野の知識を有している証明となり、経営コンサルタントとしての能力について信頼ができます。

税理士選びのポイント㈫人柄

税理士に限らず、仕事を依頼する場合に、相手側の人柄は非常に重要です。

税理士にもいろんな方がいらっしゃいます。

中には、

・上から目線で相談しづらい

・専門用語をまくしたてて何を言っているのか分からない

・事務所に来てくれと頼んでも、なかなか来てくれない

・いざというときに税務署の味方をする

という税理士の方もいらっしゃいます。

このような方を顧問に選んだ場合、経営に関してよきアドバイスを受けることが難しいだけでなく、通常の税理士業務にさえ支障をきたす場合もあります。

よって、税理士に顧問を依頼しようとする場合には、その方の税理士事務所を訪問し、直接面会して、人柄や相性を確かめてみる必要があります。

面会だけで、その方がいざというときに税務署ではなく会社の味方をするか否かを見極めることはできませんが、それ以外のことならば、おおよその判断が付くはずです。