合同会社株式会社

会社を設立したり、個人事業を立ち上げたりすると、ほとんどの場合、地元の商工会や商工会議所の会員になることでしょう。

そこで、以下では、商工会や商工会議所で取り扱う融資について解説します。

マル経融資について

商工会議所等で取り扱う融資制度の代表的なものにマル経融資(小規模事業者経営改善資金融資制度)があります。

このマル経融資は、一定の要件を満たすことで、無担保・無保証で融資を受けられるという制度です。

そして、このマル経融資は、100%政府出資の政府系金融機関である日本政策金融公庫が融資元です。

しかし、この融資を受けるためには、商工会議所等が行う経営指導を原則として6カ月以上受ける必要があります。

よって、この「マル経融資」は、商工会議所等の会員でなければ受けることができまぜん。

この融資の実質的な窓口も商工会議所等となっています。

マル経融資を受けるための審査について

マル経融資を受けるには、次の要件を満たす必要があります。

  1. 常時使用する従業員が20人未満(商業又はサービス業の場合には原則として5人
    未満)であること
  2. 商工会議所等の経営・金融に関する指導を6カ月以上受けており、事業改善に取り
    組んでいること
  3. 所得税、法人税、事業税、都道府県民税等の税金の滞納がないこと
  4. 日本政策金融公庫の融資対象事業を営んでいること

よって、マル経融資の申し込みをした場合には、上記の条件を満たしているかどうかの審査が行われ、審査をクリアした場合にのみ、この融資を受けることができます。

マル経融資の融資条件について

マル経融資の融資条件は次のとおりです。

(1)借入限度額  2,000万円
(2)返済期間   運転資金7年間(据置期間1年以内)
設備資金10年間(据置期間2年以内)
(3)担保・保証人 不要(保証協会の保証も不要)
(4)利率     基準利率1.25%~2.35%

利率については、一定の要件を満たした場合には、0.35%から1.95%までの特例利率が適用されます。

マル経融資を受けるための経営指導とは

マル経融資を受けるためには、商工会議所の経営指導を6カ月以上受けることが必要です。

ただし、この経営指導を受けることは、それほど難しいものではありません。

実際には、所属する商工会議所等の職員による2か月に1回程度の定期的な訪問を受け、
その際に、困りごとの相談をするという程度のものになります。

ですから、融資を受けるための経営指導は、それほど心配する必要はありません。

なお、商工会議所等は経済産業省系の各種の補助金の申請窓口となっておりますので、
職員の訪問の際に、補助金申請についての相談もすることもできます。